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100点 |
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法の王と探求と |
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メディア 掲載日 |
主な対応ハード ゲームボーイアドバンス |
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記述日 2024/06/07 |
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プレイ時間 約 100時間 |
攻略範囲 クリア後追加ダンジョン攻略まで |
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良 い 点 |
少し前置きを。 1992年作のスーパーファミコン版オリジナル評価は100点としています。
良い点ですが、ゲームボーイアドバンスでのリメイクで新しいオープニング(旧バージョンも収録)と、 キレイになったエンディング、「演出上重要な」顔グラフィック、「新しいジョブとアビリティ(職業とスキル)」、 クリア後のダンジョン、新装備、これまでのリメイクと同様に漢字の追加・モンスター図鑑が追加されております。 更にCD媒体ではない為、プレイステーション版リメイクの読み込み速度問題がなくなっています。
これまでリメイクの評価は、PSP版FF1 75点、PSP版FF2 70点、PSP版FF3 80点、 PSP版FF4 60点(特に4は続編とのカップリングで・・)と、あまり良い評価は出しておりませんが、 このFF5アドバンスに関しては非常に良かったように思います。 そもそも5は「ジョブのアビリティをコンプリートすると後々良いことに!」・・という要素があります。 特筆すべき面白い要素なんですが最後まで強化しても、それを活かす相手がいないという、ただの自己満足に なりがちな要素でもありました。 (これは5以降のFFの問題点でもあります) 追加ダンジョンと新たな敵が加わることで、それを無駄にせずにゲームを終えることができます。
一番良い曲は、バトル1かと。相棒ボコが登場する疾走感あふれるメインテーマも非常に良い。 アガる曲と言えば、「The Decisive Battle」・「Battle at the Big Bridge」ですけどねー。
パーティメンバーは前作より1人少ない4人。 私はてっきり次は6人だろうと決めつけていたので驚きましたねー。 刹那的であった戦闘も、「より頭脳を駆使しないと死ぬ」ようになっていて全く油断ができません。 中には「コイツ、どうやって倒すんだよ・・」という敵もいると思いますよ〜。 ※一応、注意ですけどネットで正解を探すのはFFの攻略方法としては悪手です。自分で考えることに意味がありますので。
ストーリーは日々旅をつづける主人公が壮大な戦いの渦に・・というFFでありがちな導入。 オリジナルの5は顔グラフィクなどなく、割とシンプルな見た目ではあったんですが、RPGで重要とされる『感情移入」は、 これまでのFF以上にできていた記憶があります。 コミカルな描写・生と死の表現・主人公たちの個性も十分に描写できている作品だと思っていました。
一番面白い要素はサ・ガじゃないですけど「戦闘」(システム)かなと。 …と同時に、おそらくファイナルファンタジーの代名詞ともいえる『真理の探求』を重要視していることも魅力かと思います。 あんまり言うと良くないですが、それだけじゃわからない方もおられるので説明しますと・・「別れた世界と無の力」かなー。 (わからん?まぁ、普通はそうでしょうね〜。今のスクエニ社員でも、わかんないんじゃないっすかねー)
FF1〜4以降の新たなジョブとして、敵の技を使える青魔導士・魔法を剣にまとわせる魔法剣士などが登場
Rボタンを押せば世界地図が見れます。光っているところが、目的地候補ですねー。
戦闘時コマンドを選ぶとき右を押すと防御・左を押すとチェンジ(隊列変更。後列は攻守のダメージ減)。 LとRを押し続ければ、にげるです。
初めての方は、メニュー画面のコンフィグでバトルモードをウエイトに、バトルスピード・メッセージを6にすると プレイしやすいです。 セーブができないダンジョンでは、メニューのちゅうだんというところを選べば1回だけ使えるセーブデータを 作ることができます。 スタート画面で、さいかいを押してつづきができますが、1回で消えてしまいますので注意。
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悪 い 点 |
悪い点は、これまでのリメイク同様「追加要素が蛇足に過ぎない」こと。 FF5のストーリーが終わるエンディングまでは、おそらく楽しく、心を揺さぶられる作品・・ではあると思います。 まぁ、余計なストーリーをわけもわからず追加されるよりは良いと思いますし、上述しましたが やり込み過ぎると敵がいなくなるシステムですので減点なしとしています。
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総 評 |
次作の6が、(より)やり込みをすると面白くなくなる作品ですので、スーパーファミコン版FFの中で最高評価受けるに ふさわしいタイトルだと思います。嫌らしい敵も多いですが自分なりに工夫をし、攻略していくロールプレイングゲームです。 印象に残る敵も多いと思いますよ〜。
当時、奇数ナンバリングはシステム重視・偶数ナンバリングはストーリー重視と言われていましたが、 オリジナル発売当時の私はどうしてもそう思えずFF10(PS2版は100点)と並ぶ「最高のFF候補」の一つとしています。 ※オリジナル版FF4(スーパーファミコン)も95点以上とオススメ作です。
クリアするだけなら50時間もかかんないと思います。 でも、『それでゲームの全てを喰らいつくしたか?』は別ですねー。 私もね〜、昔は早解き派だったんですよ。そんでクリアしたら、さっさと中古屋に売ってね。 クリア自慢なんてしちゃうわけですよ、「もうクリアして売ったったわ!」って。すげー!・・とは友達は言うけど。 それでゲームをしたつもりになってたんすよねー。今、思うと馬鹿で浅はかだったなと。 数か月後にFF5の世界をまわってみると、色々な発見と、見た事がないアイテムがゴロゴロ転がっていたのを自分で発見して、「今までのゲームプレイはなんだったのか?」を思い知りました。過去の子供のころの苦い体験です。 それを機会に、ゲームで描かれたものを全て知りたいと亀の歩み・牛歩・鈍足プレイができるようになったんすよねー。 あ、こりゃダメな作品だなと思ったら、元の効率プレイ・頭の良いとされるプレイに切り替えます。 だって、時間をかけてまでする価値がないですからね(作品に対しては残酷と言える)
どういった作品であるのか?は上記しましたが、私にとっては宝箱のようなゲームという印象ですね。 たいへん面白い作品です。 このFF5アドバンスは非常に高価なゲームですのでFFピクセルリマスター(ニンテンドースイッチなどで販売中)を 手に取られても良いかもしれません。追加要素はないですけど。
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音楽・演技の評価 |
快適性の評価 |
面白さの評価 |
ボリュームの評価 |
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