施術内容と適応症
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美容鍼灸について

 <なぜハリが出るのか>

美容鍼灸は、私たちが本来持っている自己治癒力を利用した美容法です。

鍼によって損傷を受けたお肌は、破壊された細胞組織を修復しようするため、繊維芽細胞を増殖します。

そして、繊維芽細胞が増えることで、コラーゲンなどの真皮成分が追加生産されるようになります。

さらに、鍼で経穴(ツボ)を刺激されると、血流やリンパの流れが良くなることで、老廃物の排出や肌のターンオーバー(肌の新陳代謝、生まれ変わり)が活発になります。


1、線維芽細胞の増殖によって、ハリや弾力のあるお肌に生まれ変わります。

2、鍼には筋肉のコリをほぐす効果があることから、表情筋を緩めることで、さらにシワ改善の効果がアップします。

3、真皮成分の産生によってハリのあるみずみずしいお肌になることで、乾燥肌や毛穴の目立つお肌に効果があるほか、消炎作用によって大人ニキビが改善されます。

4、お肌のターンオーバーの活発化が、紫外線などが原因のメラニン色素の沈着に効果的です。

5、たるみによるクマ・色素沈着によるクマ・血行不良によるクマなど、それぞれのタイプのクマに効果が期待できます。

6、リンパの流れや老廃物の排出が促されることで、むくみにくくなります。



安養堂鍼灸院では北川式美容鍼灸(健康美容鍼灸)(←クリック)を取り入れています。

島根県唯一のHHBSA(一般社団法人健康美容鍼灸協会)会員です
 
 また、より満足度を上げていただくために小顔矯正術(刺鍼後に後柔法として顔面の筋肉をほぐすことで、さらに血液・リンパの流れを良くします)も仕上げに行います。

 自分の施術の見直しと新しい気付きを得るために、毎年東京の北川先生のセミナーに参加させていただいております。(若先生)

 健康美容鍼灸とは、美容は体の健康の上に成り立っているということを認識して、顔面部の施術だけでなく、体調から整えていくという中国古来からの考え方をもとにした施術法です。


・「全身の健康」

肩こり・眼精疲労・腰痛・不眠・冷え症・生理不順・更年期障害etcの改善

・「美容鍼灸対応」

リフトアップ・顔のたるみ・ほうれい線(鼻唇溝)・しわ・ しみ・肌荒れ・目の下のくま・むくみ(顔・全身)

 顔のむくみ・くま→血行不良を改善させ、改善に導きます。

 全身のむくみ→身体の冷えをとる治療(体質改善には時間がかかります。)

・「美容鍼灸を受ける時の注意点」

禁忌事項の一例
出血傾向のある方
心臓病や循環器系疾患のある方(薬の作用により出血・内出血のリスクが高い)
妊娠中の方
癌・肝炎・免疫系疾患・膠原病等の重篤な基礎疾患のある方
急性アレルギー性反応を起こしたことのある方
炎症・化膿・発疹・湿疹等の皮膚疾患のある方

・「施術頻度目安」

スタート時
 週1回で全5〜10回集中的に行います。 
 (5回で維持感が付き、10回で定着感がつくことが多い。ただし、喫煙者やたるみが著しい人は、1.5〜2倍の回数を要することが多い。)

メンテナンス時
 3〜4週間に1回のペースでメンテナンスをしていきます。
 (喫煙者、たるみが著しい場合は2〜3週間に1回が望ましい。)


<北川流健康美容鍼灸の特徴>

比較的短期間で満足度の高い結果を出すことを目的として確立した美容鍼の手法です。

・同時に利用者の性別、年齢、体質、体調などに応じた全身的な鍼灸を行うことで、「小じわ」「たるみ」「目の周囲のくま」「くすみ」「浮腫」などの改善に高い効果を期待できます。

・極細の針を使用して局所の皮膚に数多くの微細な「傷」を作ることで、局所の皮膚に「瘢痕治癒」の機能が働き、皮膚の生理機能を活性化させることができます。その結果、皺やたるみの改善を期待できます。

・顔面部に極めて数多くの針を使用することで、より効果を得ることができるというのが、北川毅先生の10年にわたる臨床経験と試行錯誤に基づく見解です。

・1回の施術で、顔面部局所に対して40〜80本の針が使用されます。

・美容鍼灸の施術を行う場合に懸念されるリスクが2つあります。
ひとつは針を刺す時の「疼痛」(痛み)の問題であり、もうひとつは「皮下出血」の問題です。

・皮下出血や疼痛が生じるリスクも高くなるため、施術においては高度な技術が要求されます。

・利用者の皆様の安全に努め、安心して施術を受けていただけるよう、最高品質の日本製のディスポーザブル針(使い捨ての針)を使用し、「二指推鍼法」という技法を用いた施術を実践しています。

二指推鍼法とは北川毅先生が考案した独自の技法であり、鍼管を使った方法と違い、狙いたい個所からの針先のズレが生じず、刺入痛も少ない手技です。
(身体に針を刺す以上、これらの問題は避けて通ることができないものですが、針の施術による「疼痛」と「皮下出血」の問題は、刺鍼技術や、受け手の体質だけでなく、使用する針の品質と性能によっても左右され、針の品質と性能が高ければ高いほど、針を刺すことによる痛みと起こり得る皮下出血の可能性は軽減されることになります。そして、日本製の針の品質と性能には、世界でも極めて高い定評があります。そこで、顔面部の施術に世界中の専門家の間で最高級品として認知されるセイリン社製ディスポーザブル(使い捨て)針を使用しています。)

このように安養堂鍼灸院の美容鍼灸では、最高級の日本製使い捨て針二指推鍼法の技法によって、痛みが少なく、より安全で極めて効率的な顔面部の施術を実現しています。


痛みの感じ方には個人差があります。また、部位によってはしっかりツボに「ひびき」を与えるため、強めの刺激になります。なるべく個々人の感覚に合わせて強度を調節しています。
痛すぎて我慢できないようなときは極細鍼と鍼管を利用した低刺激の手技も可能ですので安心して来院ください。刺さない鍼でも可能です。遠慮なく申し出てください。