受継ぐこと、
新しくすること。
寛延元年、浜田藩の瓦師として
瓦を製造した亀谷初代岩田清次。
200年以上もの月日
受継いできたこだわりは2つ。
来待石だけの釉薬と
焼成温度1350度
七代亀谷博幸が
「来待をやめるなら瓦屋をやめる」と
頑なにこだわり続けた先代の意志。
石見の国に石州瓦が生まれた歴史、
本物の瓦づくりを引き継ぎます。
そして
瓦屋根の需要が低迷している現在
目線をさげて石州瓦を知ってもらいたい
瓦を器として活かせないか
そんな想いから
「サビタイル」「直火用瓦食器」が
生まれました。
屋根にも品質の高いものを使いたい
海が近いから、
雪が積もるから、
永く住む家だから
耐久性のある瓦がいい
島根県産業技術センターの
検査データから
こだわりの結果をみます。 |
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■焼成温度の比較
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焼成温度 |
当社 |
1350度(最高温度) |
石州瓦 |
1200度以上 |
他産地A |
1100〜1150度 |
他産地B |
970〜1100度 |
(石州瓦工業組合調べ)
↓
高温で焼くから堅い
■曲げ破壊強度の比較
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曲げ破壊強度 |
当社J型 |
3866N
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石州瓦J型(平均値) |
2928N |
三州瓦J型 |
2577N |
厚型スレート |
1920N |
JIS規格 |
1500N以上 |
薄型スレート |
529N |
(当社と石州瓦の数値については平成24年10月 島根県産業技術センター試験調べ)
■吸水率の比較
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吸水率 |
当社 |
1.15% |
石州瓦(平均値) |
4.35% |
JIS規格 |
12%以下 |
(平成24年10月 島根県産業技術センター試験調べ)
■釉薬(うわ薬)の比較
↓
釉薬は、奥出雲で採れる天然素材の来待石と水だけ
来待石の釉薬にこだわり続けているのは亀谷窯業だけ
北海道檜山郡江差町、本願寺江差別院(西本願寺)庫裏
明治13年(1880年)、
北前船によって運ばれた亀谷の瓦は
100年を超える年月、北海道の積雪に耐えています。
平成8年(1996年)、
再び亀谷瓦に葺き替えをしました。
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その下屋根は状態が良く
上屋根のみの葺き替えとし、
下屋根は今でも当時の瓦が覆っています。
硬質で丈夫、そして特に寒冷の地においては
凍害、雪害に強い特性を持っている
優れた品質の瓦としてご用命いただいています。
■世界遺産の石見銀山 「熊谷家」に石州サビ瓦を葺いています。
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